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音大生が持つべきはMacかWindowsか

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入学を機に自分用のパソコンを買う人も多いはず。音楽家が持つパソコンはどれが良いか解説していきます。

 

 

まずは基礎知識

パソコンは各部品のランクによって、性能も価格も上がっていきます。最低限知っておきたいものを挙げていきます。

 

CPU(プロセッサ)

コンピュータの頭脳だと思って下さい。基本の処理能力を担います。

 

メモリ(RAM)

この数値が大きいほど処理速度が向上します。後述の記憶媒体と同じくGB(ギガバイト)の単位につきますので、混同しないように。

 

記憶媒体(容量・ストレージ)

データが保存できる量が決まります。HDDとSSDがありますが、SSDだとパソコンの起動時間や、ファイルの移し替えが非常に速くなります。しかし、まだ新しい規格なので価格がかなり高くなります。

 

MacかWindowsか?

Macのメリット

  • iPhoneとの親和性が高い
  • 付属アプリが優秀(プレビューアプリ・iMovie・GarageBand・Pages・Numbers)

Macのデメリット

  • Windows系ソフト(Word・Excel)は凡庸性に欠ける
  • 価格が高い

Windowsのメリット

  • Word・Excelが使いやすい
  • 予算に応じて価格が抑えられる
  • フリーソフトが多い

Windowsのデメリット

  • モデルが沢山あるので選ぶのに苦労する

Macは豊富な付属アプリケーションが魅力です。GarageBandをつかえば簡単な録音が取れ、iMovieがあれば演奏会などの映像編集が可能です。買ってすぐ、この環境が整うのは非常に便利です。
しかし、大学のレポートなどでよく使うWordやExcelは標準で入っていません。それぞれ付属アプリの、PagesとNumbersで代用はできるものの、Officeソフトとの互換性はイマイチです。実際にWordやExcelを入れたとしても、操作感はWindows版に劣ります。
そして高性能な分、価格が高めです。この価格の分、パソコンを生かしているMacユーザーが果たしてどれぐらいいるのか。。

Windowsは価格が選べるのが最大の魅力です。Macと比べ、かなり価格が抑えられます。フリーソフトもMacに比べ豊富です。標準で入ってはいないので探してインストールしなければいけませんが、様々なソフトが無料で利用できます。
WordやExcelはWindosパソコンでも標準で入っているわけではありませんが、もともとWindows系ソフトなので使いやすいです。Windowsを買うならセットで購入するとよいでしょう。
モデルが沢山出ているので選ぶのが難しいかもしれません。おすすめは、BTOと呼ばれる受注生産型のメーカーです。大手家電メーカー製のパソコンとは違い、細かいカスタマイズができます。

 

使いたいアプリケーションで選ぶ

1番肝心なのは使いたいアプリがストレスなく使えるかどうかです。それぞれの必要システム構成(動作環境)を確認してください。

特に動画編集やパソコンをつかった録音(DAW)を考えている人は、より高性能なパソコンが必要です。OSは64bit必須、メモリは総じて16GB以上のものを買ったほうが無難です。使いたいソフトによってはOSが限られる場合があるので、注意してください。

 

デスクトップ型かノート型か

価格を抑えたいのであれば、デスクトップ型一択です。音大生の場合、出先でパソコンを使うことは稀です。そもそも、出先で文章を書くのならスマホかタブレットで事足ります。もち運びもその方が楽です。

出先でパソコンで録音をとったりしたい人は、ノート型が必須です。

 

音大生におすすめのパソコン

Web閲覧、メール、Officeソフトを使うだけという方には

BTOメーカーのマウスコンピューターです。幅広い価格帯のラインナップが揃っています。またデスクトップ型限定ですが、パソコンショップSEVENもおすすめです。

 

パソコンをつかった映像編集・音源編集をしたい方には

上記BTOメーカーの高性能モデルで探してみてください。価格を抑えつつ、理想の環境が整います。

 

それでも何がいいか迷っている方には

Macを使ってみましょう。Macbook Proがおすすめです。高価な分、丁寧に扱えば10年先でも使えるパソコンです。私も実際、2010年モデルを今でも使用しています。

 

 

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