受験対策

学校案内・パンフレットで注目すべき点-データ情報でわかるもの-

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学校案内を取り寄せて、なんとなく眺めて終わっていませんか?よく読んでみると、かなりの情報が盛り込まれているんです。

 

教員一覧

師事したい先生に就くことができるか、一番気になりますよね。どんな先生が在籍しているのか、教員一覧を見てみましょう。この項目では教員の種類について説明します。

大きく分けて、常勤非常勤の2つに分かれます。

常勤は毎日大学へ勤務している教員のことです。職位は次の4つ。
教授」「准教授」「講師」「助教

文部科学省の大学設置基準で昇進を前提として雇用されるのが、「講師」→「准教授」→「教授」です。「助教」は含まれません。

助手」というものもありますが、2007年の学校教育法一部改正で、旧来の助手から分割されたのが「助手」と「助教」です。簡単にいうと、授業を受け持つのが「助教」、授業や教員のサポートをするのが「助手」です。任期があり、「講師」への昇進はありません。
一部の大学では、任期後に審査の上で昇進採用されるところもあるようですが、大学設置基準では定められていません。あくまで例外です。

以上が常勤で、それ以外は全て非常勤です。「客員教授」や「特任教授」も非常勤です。毎日大学にいるわけではありません。週に1回、もしくは月に1回や年に1回、講義やレッスンがあると捉えてください。

常勤の先生でも、多忙な方はなかなかレッスンを受けられないパターンもあるようです。就きたい先生のレッスンを、どれくらい受けられるかの参考にしてみてください。

 

カリキュラム

カリキュラムとは、学校が示す教育内容の計画のことです。どんな授業が受けれるか、選べるのかがわかります。それとは別にシラバスというものがあり、個々の授業内容の計画が記されています。曲目や演習内容も事細かに書いてあるので、一度見てみてください。

大学の授業は前期後期に分かれています。大学設置基準で授業回数に関しての明記はされていないのですが、半期15回(一部の大学は14回)、つまり年間30回の授業で成り立っています。

それぞれの授業に単位があり、卒業までに最低124単位が必要になります。必修科目の他に、学びたい科目を選択していくことになります。

 

交換留学制度

国際交流などの項目に含まれて書かれていることが多いです。
在学中に留学を考えている人は提携校などをよくチェックしてみてください。

 

ホール・練習設備

大学では学内演奏会・コンサートというものがあります。つまり、大学行事・授業の一環で本番経験を積むということです。その会場となるホールをチェックしておきましょう。

また練習室数と在校生人数の比に注意してみてください。大学の練習室をどれぐらいの頻度で使えるのか、見当がつくはずです。

 

演奏会日程

前述の学内コンサートの他、様々な演奏会がありますが、全ての演奏会に出演できるわけではありません。在学中に何回の演奏会に出れる見込みがあるか、確認してください。

 

公開データ

パンフレットには載っていない、様々な情報がホームページには載っています。授業アンケートも載っているいますが、具体的な授業内容が覗けるわけでもないので、受験生には意味がありません。特筆すべきは、組織図在校生数を見ると、大学の全体像が見えてきます。進学状況就職状況も参考になります。

この辺りの情報が見つけづらい学校が多々ありますが…、ぜひ進学したい学校のホームページをチェックしましょう。

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