コンクール・公募情報

日本音楽コンクール

日本音楽コンクール(通称:日本音コン・音コン)は、毎日新聞社とNHKが主催するコンクールです。
日本で最も歴史のあるコンクールで楽壇最高の登竜門として知られています。第1回の開催は1932年です。例年参加規定書を購入する必要がありましたが、今年からウェブ申し込みになりました。

以下、2020年開催・第89回の情報です。

第89回 日本音楽コンクール

募集部門

  • 作曲部門
  • 声楽部門
  • ピアノ部門
  • バイオリン部門
  • チェロ部門
  • ホルン部門

 

参加資格

国籍不問。ただし、本コンクール演奏部門第1位入賞者は、同部門の再応募はできません。

作曲部門(オーケストラ作品):年齢制限なし。ただし、過去4回以上入賞・入選した者は参加できません。
声楽部門(歌曲):2020年7月31日現在満20歳以上満35歳以下
ピアノ部門:2020年7月31日現在満17歳以上満29歳以下
バイオリン部門:2020年7月31日現在満15歳以上満29歳以下
チェロ部門:2020年7月15日現在満15歳以上満29歳以下
ホルン部門:2020年7月31日現在満17歳以上満29歳以下

※入賞者再応募については、「参加者心得」参照
※入選の規定については、「日本音楽コンクール規約第七章 表彰 第45条」参照

 

受付期間

【演奏部門】 2020年7月7日(火)から7月21日(火)まで
【作曲部門】 2020年7月7日(火)から8月4日(火)まで
申し込み期間内の必着とする。

※ホルン部門の定員は150人程度とし、多数の場合は先着順で決めます。なお、この件についての問い合わせには応じません。定員がオーバーし、申し込みができなかった応募者には参加料を返却します

 

開催期間

作曲部門
譜面第1審査:8月25日(火)
譜面第2審査:8月26日(水)
本選(譜面):8月26日(水)

声楽部門
第1予選:9月14日(月)・15日(火)
第2予選 9月25日(金)
本選 10月26日(月)

ピアノ部門
第1予選:8月28日(金)・29日(土)・30日(日)・31日(月)・9月1日(火)
第2予選:9月3日(木)・4日(金)・5日(土)
第3予選 9月7日(月)
本選 10月24日(土)

バイオリン部門
第1予選:9月8日(火)・9日(水)・10日(木)
第2予選:9月11日(金)・12日(土)
第3予選:9月13日(日)
本選 10月25日(日)

チェロ部門
第1予選:9月21日(月・祝)・22日(火・祝)・23日(水)
第2予選:9月24日(木)
本選 10月27日(火)

ホルン部門
第1予選:9月17日(木)・18日(金)
第2予選:9月20日(日)
本選:10月28日(水)

 

会場

予選:トッパンホール
東京都文京区水道1-3-3
電話:03-5840-2200
【会場ホームページ】www.toppanhall.com/

本選:東京オペラシティコンサートホール タケミツメモリアル
東京都新宿区西新宿3-20-2
電話:03-5353-0788
京王新線「初台」駅(東口)下車
【会場ホームページ】http://www.operacity.jp/concert/

※作曲部門以外
※受賞者発表演奏会日程は未定

 

賞・表彰

  1. 予選を通過し、本選に参加した者には審査員署名の賞状を贈ります。
  2. 本選において第1位、第2位、第3位を得た入賞者には審査員署名の賞状及び下記賞金を贈ります。
    【第1位】60万円 【第2位】30万円 【第3位】15万円
  3. 増沢賞
    コンクール委員会が推挙した1名に増沢賞を贈ります。 演奏部門の入賞者の中から最も印象的な演奏に賞状と金30万円を贈ります。
  4. 野村賞
    ピアノ部門本選出場者の最優秀者に賞状と金30万円を贈ります。

 

寄託賞

寄託賞として下記の賞を設定します。

【作曲部門】
明治安田賞
公益財団法人明治安田クオリティオブライフ文化財団より、最優秀者に賞状と金50万円を贈ります。
三善賞
三善晃氏の遺志により、最優秀者に賞状を贈ります。

【声楽部門】
木下賞
木下保氏の遺志により、本選出場者の中から日本歌曲の最優秀歌唱者に賞状と金50万円を贈ります。また、木下賞受賞者の本選における共演者にも賞状〔=木下賞(共演)〕と金10万円を贈ることがあります。木下賞の該当者はコンクール委員会で推挙します。推挙に関し、当該部門のコンクール委員が審査委員会の推薦を受けることができます。

【ピアノ部門】
井口賞
井口秋子氏の遺志により、最優秀者に賞状と金10万円を贈ります。
河合賞
河合滋氏の遺志により、最優秀者に賞状と金30万円を贈ります。
三宅賞
三宅洋一郎氏の遺志により、本選出場者の中で順位にこだわらず特に印象深い演奏をした者に賞状と金50万円を贈ります。三宅賞の該当者はコンクール委員会で推挙します。推挙に関し、当該部門のコンクール委員が審査委員会の推薦を受けることができます。

【バイオリン部門】
レウカディア(Leucadia)賞
長年在日したイタリアの言語学者バッカーリ氏の令妹レウカディア嬢の遺志により、最優秀者に賞状を贈ります。
鷲見賞
鷲見三郎氏の遺志により、最優秀者に賞状と金10万円を贈ります。

【チェロ部門】
徳永賞
徳永兼一郎氏の遺志により、最優秀者に賞状と金30万円を贈ります。

【弦楽器部門】
黒栁賞
黒栁守綱基金より、本選出場者の中からコンクール委員会で選定された者に賞状と金60万円を贈ります。

【フルート部門】
加藤賞 / 今回はなし
加藤恕彦氏の遺志により、最優秀者に賞状と記念品を贈ります。
吉田賞 / 今回はなし
吉田雅夫氏の遺志により、最優秀者に賞状と金60万円を贈ります。

【管楽器部門】
瀨木賞
一般財団法人瀨木博尚記念芸術文化振興会より、管楽器部門の最優秀者に賞状と金50万円を贈ります。

【部門を問わず】
E.ナカミチ賞
E.ナカミチ財団より、本選出場者の中からコンクール委員会が選定した者に賞状と金50万円を贈ります。

【演奏部門】
岩谷賞(聴衆賞)
本選で聴衆による投票を行い、強い印象を受け感動したとして最も多く得票した出場者に対し、主催者から贈ります。各受賞者に賞状と、助成をいただいている岩谷産業株式会社から金10万円が贈られます。

※(公財)アルゲリッチ芸術振興財団賞
公益財団法人アルゲリッチ芸術振興財団より、ピアノ部門の最優秀者に賞状を贈ります。副賞として、しいきアルゲリッチハウス(大分県別府市)での演奏機会が与えられます。

※バイオリンの貸与について
一般財団法人ITOHより、バイオリン部門入賞者にバイオリンが貸与されます

※共演者の中からコンクール委員会で選定した者に、コンクール委員会特別賞を贈ることがあります

 

参加費

作曲部門:1作品35,000円。複数応募可。
演奏部門:1人1部門35,000円
※いずれも税込み

 

公式情報

 

参考

2018年から作曲部門の演奏審査がなくなり、全て譜面審査に切り替わったことで話題になりました。

 

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