「海外で学んでみたい」洋楽を専門的に勉強していると、誰もが一度は思うはずです。今回は海外で学ぶパターンとその意外な方法の紹介です。
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志望する大学(師事したい教授)を目指して正規留学
最もシンプルな形です。現地の学生と同じ、全ての試験を受けて合格することができるかがポイントです。しっかりとした語学力が必要となります。以下に主なパターンを挙げてみます。
・学部卒業(日本)→大学院へ留学
・学部卒業(日本)→学部に編入(3年次編入)
・修士修了(日本)→大学院へ留学
日本の大学在学中に交換留学
通っている大学が提携している海外の大学に短期間留学することを交換留学といいます。大学を休学せずに留学することができます。
ただし、ある程度の成績と単位、語学力証明が必要です。
音楽院(専門学校)に留学する
謂わゆる、コンセルヴァトワールです。日本でいうと専門学校が近く、大学のシステムではない教育機関です。在学生は幅広い年齢層で、在籍年次ではなくレベルでクラス分けがあり、受ける講義も変わってきます。
留学してみたいけど全く準備をしていない…
どの留学方法も試験対策や語学対策、成績など、長期間の準備が必要です。
しかし、諦めるのはまだ早いです。卒業間近で時間がない人でも、資金さえあれば海外留学が可能な方法があります。
現地の語学学校に入り音楽大学に入る準備をする
授業料を払えば入ることができる語学学校。そこで言語を学びつつ、師事したい教授のプライベートレッスンを受けます。
現地の音楽家コミュニティで情報収集ができますし、音楽以外のことをやっている日本人にも出会うことができます。語学学校単体で運営しているケースや大学付属型のもの、様々な語学学校があります。特別な資格も必要ありません。
実際、語学学校に入っているかは別として、現地で教授のプライベートレッスンを受けながら大学入学を狙っている外国人も数多くいます。国や学校によって状況は違うかと思いますが、また次の機会に入試事情の一例をお届けできればと思います。